我々一般人が知らず知らずのうちに運び屋にされている

一般社会、芸能界でも問題視されている「覚せい剤」。少し前には大物ミュージシャンが逮捕されたのは記憶に新しい。そんな覚せい剤に、我々一般人が知らず知らずのうちに、手を染めているとしたらどうだろう?

昨今の日本で問題となっているのが覚せい剤の「密輸入」である。日本では覚せい剤が高く売れるため、海外からの密輸入が頻繁に行われているというのだ。

しかも、その運び屋として利用されているのが「一般人」なのだという。海外旅行に行った人の手荷物に、勝手に入れて日本に運ぶという、信じられない手口が横行しているのだとか。

さらには、こんな恐ろしい手口まである。海外先で知り合った女性が、帰国の際に「これを日本の○○に届けて欲しいの」と頼んだところ、その中身が覚せい剤だったという。

まさにハニートラップの応用バージョンである。現地女性があえて日本人男性に近づき、その好意を利用するという卑劣な手口だ。

この手の犯罪が日本で多く発生しているため、裁判官も頭を抱えているのだとか。というのも、知らないうちに運び屋として利用されていたのであり、その人をどう裁いていいのか分からないのだ。

しかも驚くことに、ターゲットは「高齢者」が多いという。とくに、50代以降の年代の方が狙われているらしく、その件数は年々増えていっているのだとか。

高齢者の場合はハニートラップよりも「日本に持ち帰ればお金を振り込む」という、怪しげなメールに騙されることが多いとか。明らかに危険な匂いがすると思うのだが、オレオレ詐欺同様、高齢者はこの手の危機察知能力に疎いのだ。

日本で起きたから良かったものの、他の国では笑い事では済まされない。例えば、お隣中国なんかでは、覚せい剤の運び屋は「死刑」にもなりうる大罪なのである。

実際に日本人男性が、知らないうちに運び屋として利用されてしまい、死刑判決を受けたという例もあるのだ。普段から頻繁に海外に行っている人はぜひ気をつけて欲しい。

信じるか信じないかはあなた次第。

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