華やかな芸能界の絶対に触れてはいけないタブー

芸能界と言えば、黒い噂には事欠かない業界。その中でも恐るべきタブーが過去にあったという。元格闘家ジャーナリストという、特殊な肩書を持った片岡亮氏。まだジャーナリストになり立て1990年代の頃の話。

当時の片岡氏は、先輩ジャーナリストが手にしたある特大ゴシップの裏付けの手伝いをしていた。そのゴシップというのが。有名女優のAが一晩300万円で売春をしているというものだった。

特大ゴシップということで、先輩ジャーナリストも気合いが入っていたらしく、右も左も分からない片岡氏も取材のために駆り出されていた。

そんなある日の深夜。新宿二丁目にある、とある公園の近くを歩いていた片岡氏。すると隣に、バンのような車がピタっと停車した。と、思った次の瞬間。

男4,5人にそのバンの中に拉致されてしまう。元格闘家であった片岡氏を簡単に拉致する男たち。只者でないのは明らかだ。そして、目隠しをされ、両手を縛られ、車は走り出した。

訳も分からない状況に困惑する片岡氏。そして、しばらくすると車が停車し降りろと言われ車を降りた。すると、その男たちは、片岡氏にあれやこれやと質問をしてくる。

「今は何の取材をしているのか?」

「○○の取材をしているのか?」

などなど。

もしかしたら、ヤバイ人たちの秘密を知ってしまったのではないかと焦る片岡氏。なのでとにかく、「何も知りません」を連呼した。

しかし、それでも質問をしてくる男たち。更には、段々といら立ちを募らせていっているのが分かったそうだ。その状況に危機感を感じた片岡氏は、今取材している情報を男たちに正直に伝えることに。

そこで、上述したように「先輩記者に言われ、ある女優さんの取材をしている」旨を伝えた。すると男たちは、「Aの件だろ?」と聞いてきた。

正直に「そうです」と答えた片岡氏。

すると、ペットボトルと菓子パンを置いて行く男たち。そこから二日間監禁され、三日目にしてようやく解放された。その際にも、細かく指示をされ自宅に戻った片岡氏。

自宅に付くと、すぐに編集部に電話を掛けた。すると会社から、明日の朝一番んい会社に来いと言われる。そして翌日。会社に着くと、社長と編集長の二人しかいない部屋で、明日から三日ほど休むよう言われた上、封筒を渡された。

その封筒の中を覗くと、中に20万円ほど入っていた。そして、三日間の休養を経て会社に戻った片岡氏。しかし、会社に戻るとAさんのネタを追っていて先輩記者がいなかった。

なんと、その先輩記者は行方不明に。更には、今現在もその行方は分かっていないそうなのだ。そして、そこから10年以上、記者としてキャリアを積んだ片岡氏。

しかし、当時のような出来事に遭遇することはなく如何にその時の出来事が異常であったか、後で知ることになる。

もしかしたら片岡氏とその先輩記者は、絶対に触れてはいけない業界のタブーに、手を出してしまっていたのかもしれない。

信じるか信じないかは、あなた次第。

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