日々便利になる一方ネットの進化がもたらす大きな落とし穴

日々進化しているネット。しかし、便利になる一方その急激な進化の裏には、大変な落とし穴が存在しているという。そんな都市伝説を紹介。

昔、こんなニュースが報道されたのを皆さんは覚えているだろうか。それが、アメリカの携帯電話盗聴疑惑。なんと、ドイツの首相である、メルケル氏の携帯も盗聴されていたという。

これは、国家レベルだが、一個人である我々にも他人事ではないという。その最大の要因がネット。昔と違い情報の伝達が口頭や書面ではなく、ネットを介して行われている。

そのネット上に流出した個人情報が、知らず知らずの内に、利用されている可能性があるというのだ。例えば、世界最大の検索エンジン。

誰もが知っているこの検索エンジンは、利用者の属性に合わせて広告の表示が変わる。その仕組みはこうだ。

検索エンジンを利用した際、その人が検索したフレーズ、また、気になってクリックした広告、そういった履歴を収集し、その人にとって最適だと思われるサイトや広告を自動で表示。

つまり、普段我々が検索しているフレーズは、検索エンジン側には筒抜けなのだ。そして、これに関連した衝撃の内容が。ある大手のビデオレンタルショップ。

なんとそこの契約書には、ここで記述されている情報は、他でも使う、ということが明記されているというのだ。具体的な文言はこちら。

当社では会員の個人情報を、他の情報により容易に個人が照会できず、特定の個人を識別できない状態に加工して、個人情報には当たらないデータとして、当社が適切と判断した企業に提供することがあります。

ごちゃごちゃと、遠回しで分かりにくい表現をあえて使っているとも思えるこの文章。

ひらたく言えば、「あなたの個人情報を他の企業に回すからねー、よろしくー」ということだ。更に最も危険だというのが、あるSNSなのだとか。

その世界最大手とも言えるSNSでは顔認証システムというものがある。

顔写真を撮ってSNSで認証しておけば、その後、別の機会で顔写真を撮った際、同一人物だと認識されれば、紐づけされるというもの。

当然、悪意があって作られたサービスではないが、これを悪用しようと思えば簡単に出来るのだとか。例えば、街を歩いている時、気になった女性がいれば、その顔写真をこっそり撮影。

SNSにハッキングして、その顔写真を元に、個人情報を抜き出す。これだけで、その人の情報をストーキングに利用したり出来るのだ。

更に、写真には位置情報が紐づいていることがある。少し前に、スマホで撮った写真に位置情報が紐づけされ、アイドルの自宅の住所がバレる、なんて問題があったが、それと通ずる話だ。

さらに、この方法。一般の方であれば、実際に写真を撮らなければならないが、芸能人は話しは別。なぜなら、ネット上にいくらでも転がっているからだ。

ということは、ハッキング技術さえあれば、芸能人の個人情報を抜き取ることが可能とも言える。皆さんも是非、気を付けてもらいたい。

信じるか信じないかは、あなた次第。

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