絶対にバレないドーピング・・・西ドイツの水泳選手たちが伝説を作った

近年のスポーツでも、ドーピングが問題視されている。実は絶対にバレないドーピングというのが過去にあったのだという。

ドーピング問題が世界的に認識されるようになったのが陸上選手だったベン・ジョンソン。1988年、陸上競技の花形、男子100m走で金メダルを取ったベン・ジョンソン。後にドーピングが発覚し、金メダルをはく奪された。

この時から、広くドーピングが知れ渡るようになったと言われているが、近年でも、アサハ・パウエル、タイソン・ゲイ、などの短距離走選手のドーピングが発覚、問題になっている。

他にも、野球界などでもドーピング問題は度々話題に。そんなドーピング。実は、過去に絶対に見つからないドーピングの方法があったというのだ。

1976年のモントリオールオリンピック。

当時の西ドイツの水泳選手たちは薬物も使わずに一切ばれずドーピングを行ったそうなのだ。正に究極のドーピング。

それが、おならドーピング。

方法は超単純。肛門に管を入れ、そこから空気を注入。競技中、ここだ!という場面で放屁をして加速するというもの。ばかばかしい方法だが、そのかいもあったのか、西ドイツの選手たちは、次々と予選を突破。

ここまでは完ぺきだった西ドイツの選手たち。しかし、東ドイツの選手が、あることに気づいたのだ。西ドイツの選手たちは皆、腹が膨れていると・・・・・

明らかに全員、おかしなお腹をしているとのことで、審判団に異議を申し立てたのだ。それもそのはず。西ドイツの選手たちは、約1.4リットルもの空気を注入していたのだ。

そして、審判団が西ドイツの選手に詰め寄った。君たちのお腹はなんなんだ?と。明らかにおかしいだろう・・・・

しかし、薬をやっている訳でもない西ドイツの選手たちは「何でもない」と言い張る。それでも問い詰めると、「ただ空気を入れただけだ」と返ってきた。これに審判団は戸惑う。

当たり前の話だが、薬物の禁止事項はあっても、肛門から空気を注入してはいけない、というルールなどなかったからだ。

しかし、道徳に反するということで出場は認めるが決勝で空気を入れることを禁止した。その結果・・・西ドイツは銅メダルたったの2つ。

一方で、ライバルだった東ドイツは金メダルを11個獲得。何事も正々堂々が一番だということなのだろうか。

信じるか信じないかは、あなた次第。

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