黒い噂が絶えない北朝鮮。あの国自体が黒いだろ!というツッコミはともかく、そんな北朝鮮に関する都市伝説を紹介。あまり知られていない事実。
実は、かつて日本から北朝鮮に簡単に出入り出来たというのだ。というのも、日本には在日北朝鮮人がいて、彼らの仕事の都合や里帰りなどで北朝鮮を訪問することが多く、北朝鮮専用の旅行会社というのが存在したそうだ。
驚きなのは、一般人も利用可能だったということ。そして2006年ごろ、その旅行会社経由で実際に北朝鮮に潜入取材をしたというのだ。
その際に、生の北朝鮮を知りたい。ということで、報道関係者であることを隠し一般の観光客のふりをしていたそう。そして、いざ北朝鮮へ。
北朝鮮へのルートというのは、日本から直接向かうわけではなく、一度中国を経由して、そこから乗り換えて北朝鮮へ向かうらしいのだが、入国審査を済ませロビーに着いたところ黒ずくめの男女に話しかけられたというのだ。
流暢な日本語で話すその男女に違和感を感じ身元を尋ねたのだそう。すると彼らは現地のガイドと通訳だと。そして、言われるがままについて行くと、そこにはピカピカに磨かれた車が。
どういうことですか?と尋ねたのだそう。すると彼らは、「今回、ご旅行を完全にサポートさせて頂きます」と答えたそうだ。
そして、観光する先、観光する先で、執拗なほどの手厚いサポートが。しかしこれは、何もおもてなしの精神でそうしている訳ではなく、北朝鮮内を色々と詮索されては困るというのが真の理由であった。
更に、金日成の金の銅像を見つけた際それに近寄ろうとしたのだ。すると、彼らはそれを止めようとしてきたのだという。聞こえないフリをして近寄って見ると、なんとその金日成の銅像。
金で出来ていると思ったら、コンクリートで出来た像に金色のペンキを塗っているだけだったというのだ。つまり、北朝鮮国内は、ハリボテなのだ。正に、見栄っ張りの貧乏のような国。
そして、ホテルのチェックインの出来事、ホテルのチェックイン名簿に名前を書いていると、通訳の女性も同じことをしていた。
尋ねると、その女性は「石原様の4泊5日の旅行中、隣の部屋に泊まり、お世話をさせて頂きます」というのだ。それでも取材が諦められない。夜中を待ち、監視の目を潜って取材に行こうと。
そして、夜が来て女性に感づかれないようそーっとドアを開ける。すると、なんと、その女性が目の前に立っていたのだ。あまりの突然の出来事に固まっていると、その女性がこう言った。
「お部屋には監視カメラが付けられているので、行動は全て把握しています。」と。
一瞬恐怖にかられたらすかさずその女性が無表情でこう言った。「今のは冗談でございます」と・・・そして、出版社にフィルム数十本と、北朝鮮に関する資料(当時流行っていた映画など)を持って行こうとした。
・・が、なんと、そのフィルムと資料が全て消えてしまったのだ。北朝鮮にとって不都合な物でも写っていたのか?今となっては謎だそうだ。
信じるか信じないかは、あなた次第。
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