未来人が残したかも知れない?600年近く前の世界地図

今や世界地図は、ほぼ正確なものが誰でも見ることが出来る。それは、科学技術が発展したからだ。しかし、今の技術と寸分違わない世界地図が、600年近く前に書かれていたというのだ。

ピーリーレイースの世界地図。というのを知っているだろうか。この世界地図というのは、世界最古の世界地図、航海図と言われている。

この地図が発見されたのは、1929年のイスタンブールの博物館。なんと、1513年にこの地図を作成したと記されているのだ。

そして、この航海図を作成したのが、オスマン帝国軍人であった、ピーリーレイース。当時の世界情勢は、大航海時代と呼ばれていた。

ヨーロッパの国々が海へ飛び出し、覇権争いをしている時代。その時代、最も強大な帝国だったオスマン帝国。そこの軍人が記した世界地図なのだ。

しかし、この地図。実は、おかしな点が何点もあるのだ。上述したように、この地図が書かれたと言われているのが、1519年。

そして、その地図には、ハッキリとアメリカ大陸が描かれている。しかし、アメリカ大陸が発見されたのは、1492年なのだ。

意欲(1492)に燃えてコロンブスなんて暗記をさせられたのを覚えている人もいるだろう。その約20年後に、アメリカ大陸の沿岸部の測量調査が出来るわけないのだ。

更にもっと不思議なことがある。この地図には、南極大陸らしきものが描かれているのだが、その南極大陸。発見されたのがそもそも、1818年なのだ。

ここで1つ考えられることがある。この地図そのものが、そもそもデタラメなのではないか、ということ。地図を描く、だけであれば、想像で描くこともできるからだ。

しかし、この地図。一番の驚くべき点は、その正確性なのだ。なんと、現代の世界地図と比較して、寸分たがわぬほど正確に描かれている。

そして、それが如何に凄いことなのかを如実に表すエピソードがある。オスマン帝国の繁栄に大きく貢献したピーリーレイース。しかし彼は、時の皇帝によって処刑されてしまう。

その理由が、正確な航海図を書いたからだというのだ。

あまりにも正確な航海図を書いてしまったせいで、それこそ、宇宙人や未来人なのではないか、と疑われたと言われている。

そして、世界には、似たような例がいくつかある。ナスカの地上絵。ピラミッドの建築。などなど。もしかしたら、これらも同じように、未来人、または宇宙人がやってきて作ったのではないか。

興味の尽きない話だ。

信じるか信じないかはあなた次第。

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