スーパーボウルのハーフは大都市のトイレ事情を解決する都市伝説が

「スーパーボウル」とは、NFC優勝チームとAFC優勝チームの間で争われる、NFLの優勝決定戦。
アメリカンフットボールの最高の大会であり、アメリカ最大のスポーツイベントである。

2010年2月7日に行われた第44回スーパーボウルは、
平均視聴者数1億648万人で米テレビ史上最高を記録した。
平均視聴率では、1996年の第30回スーパーボウルの46%が最高。
第44回スーパーボウルは45%のTV史上2位を記録。

米国民の大半が観戦すると言われるスーパーボウルは、
ハーフタイムショーに力を入れることで有名。

以前のハーフタイムショーといえば、カントリーミュージシャンや
マーチングバンド、ディズニー・キャラクターなどがショーを行った。
しかし、ハーフタイムショーの視聴率が試合に比べて10%近く落ちてしまった。

それと、ハーフタイム中にあまりにも沢山の人達がトイレに行き、
水を流すので大都市部での下水管の水圧が一気にハーフタイム中に上がり、
社会的大問題となりました。

これらの問題を防ぐ為に「どうしたら観客をハーフタイムショー中にテレビの前に釘付けにしておけるか?」
が鍵になったのです。

この視聴率対策と水圧防止対策として、1993年に、
マイケルジャクソンがスーパーボウルのハーフタイムショーに出演したのは有名な話。
これが見事的中し、ジャクソン氏のハーフタイムショーは、
スーパーボウルの前半戦よりも高い視聴率を記録したのであった。
結果、スーパーボウルそのものの価値が上がり、
世界のトップアーティストを毎年ハーフタイムショーに招くことが定着していったのであった。

そして、この時マイケルに支払われたギャラは、これまでのハーフタイムショーの伝統に従い無償だったんだとか。

マイケルが提示した唯一の条件はスーパーボウルの収益金の一部を恵まれない子供たちを救う基金に寄付をすること
(実際にNFLはマイケルが設立したHeal the World Foundationに10万ドルの寄付を行った)。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です