世界では、”予言”と称されるものが多く存在する。恐らく、その中の大半は偶然の一致なのだろうが、それでも、偶然で片づけるには、奇妙なほど一致があるものも多いのだ。
予言と一言で言っても種類はいくつかある。端から、予言だと公言しているもの。過去の発言から未来を予言していたもの。
小説や漫画などの制作物とその後の未来との奇妙な一致。などなど。その中でも多い予言が、小説や漫画の中の出来事が未来で起こる、というもの。
例えば、誰もが知っている事故「タイタニック号」
その悲劇的な事故が起こる14年前に、あるイギリス人が執筆した作品の中で、「タイタン号」という船が沈没しているという内容が描かれている。
それだけではなく、事故の状況などについて書かれている内容も、タイタニック号との奇妙な一致が多々見られるというのだ。
「真夜中に氷山にぶつかる」
「初めての航海だった」
「イギリスとアメリカを航海する」
などなど。他にも有名な例がある。それが、1996年にアメリカの小説家トム・クランシーという人が書いた
「合衆国崩壊」
この作品で書かれた内容というのが、民間航空機をハイジャックして、アメリカ政府の建物に自爆テロをするというもの。
そう。2001年に起こった9・11同時多発テロと同じ内容なのだ。
これに関しては、この作品を見て、自爆テロを考え付いた可能性もあるので、偏に予言だというのにも無理がある気がするが。
しかし。これら作品を遥かに超える予言をしていると噂されている作品が、実は日本にあるのだ。その作品というのが「ブラックジャック」
手塚治虫氏の代表作の1つである。この漫画「ブラックジャック」の中で、手塚治虫氏が予言をしていると言われている描写があるのだ。
1979年に発刊された17巻でのこと。この漫画の中で、6月14日の午前8時ごろ、東北一帯をM7.5の地震が襲うという表記がある。
この内容。実は、ほぼ同じことが実際に起きたのだ。それが、2008年に起きた岩手宮城内陸地震という災害。その詳細がこちら。
2008年6月14日の午前8時ごろ、M7.2の地震。これは、実際に新聞に書かれている内容だが、マグニチュードの微差以外は、全く同じなのだ。
これも偶然の一致なのだろうか。
信じるか信じないかはあなた次第。
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