いまだ語り継がれる萩本欽一の壮絶な結婚秘話

欽ちゃんの愛称で知られる芸能人、萩本欽一。彼の結婚の裏側にはある秘話があるというのだ。その都市伝説を紹介。

一般的にはあまり知られていないが、欽ちゃんの奥さんは、ある有名な大人の世界のダンサーだった方だ。要は、ストリッパーのことである。

出会いは古く、まだ欽ちゃんが無名で新米の頃のこと。その頃には、既に有名なダンサーであった今の奥さん。当時奥さんは欽ちゃんを大変可愛がっていたのだという。

まだまだお金のない欽ちゃんをご飯に連れて行ったり、お金をあげたり、一緒に暮らしていたりした。そんな中、欽ちゃんはコメディアンとして有名になっていく。

そうなってくると何かと障害が多くなっていくもの。

「私みたいな女と関係を持っていたら、イメージが良くない。」

そう考えた奥さんは、欽ちゃんの前から突然姿を消す。

しかし、欽ちゃんにとって彼女は、恩人。諦めることが出来ずに、探し回る欽ちゃん。やっとの思いで見つけ、欽ちゃんはこう切り出した。

「あなたは私の恩人です。だからあなたの願いを叶えさせて欲しい」と。

すると奥さんは。

「あなたの子供が欲しい」

と言ったのだという。それを了承した欽ちゃん。そして約1年後、欽ちゃんの元に電話が。彼女からだった。なんと、欽ちゃんの赤ちゃんを産んだと言うのだ。

しかし、そう言って彼女はまた欽ちゃんの前から姿を消してしまう。そこで欽ちゃんは決意する。探し出して結婚しようと。そう考えた欽ちゃんだが、いくら探しても見つからない。

必死の思いで探したがどうしでも見つからなかったのだ。そこで欽ちゃんは強硬手段に出ることに。なんと、たった一人で結婚記者会見を開いたのだ。

自分の奥さんとなる相手の居所すら分からない状態で、結婚記者会見。前代未聞である。その記者会見で欽ちゃんはこう言ったのだそう。

「自分の奥さんは今良くわかんない場所にいるんだよなー。もしこれを見てたら、出てきなさいよー。」と。

そこまでしてくれる欽ちゃんに奥さんも腹を括り、欽ちゃんの前に現れる。しかし、まだ大きな問題があった。それが子供の存在。

今でこそ、出来ちゃった結婚は割と多いのだが、当時はタブーとされていた時代。人気絶頂中の欽ちゃんと言えど、それが公になると芸能界を干されるかもしれない。

しかし欽ちゃんは、ここでも腹をくくる。最悪芸能界を干されても良い。だから、改めて、奥さんと子供と一緒に記者会見をするというのだ。

そして、記者会見をし、子供がいたことをメディアで告白した。すると、記者たちは口をそろえて

「欽ちゃんに子供がいたのは知ってましたよ」

と言うのだ。それに驚いた欽ちゃん。記者からすれば、人気絶頂のタレントの隠し子なんてのはスクープ中のスクープ。雑誌で速攻報道されてもおかしくない。

しかし、記者たちはそれをしなかった。その理由が。もし、それを報道してしまうと、姿を消した奥さんがいよいよ出てこれなくなる。

だから、あえて報道しなかったのだと。つまり、報道陣たちが、欽ちゃんとその奥さんと子供を守ったのだ。更に、欽ちゃん、奥さん、子供。

3人揃っての記者会見の様子を報じた新聞には、欽ちゃんからの要請があったわけでもないのに、奥さんと子供の顔を載せないという、粋な計らいを新聞記者たちはした。

国民的コメディアンとして有名な欽ちゃんに、こんな男気ある都市伝説が存在したのだ。

信じるか信じないかは、あなた次第。

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