鈴鹿サーキットで働くまじめな警備員が伝説を作った良い話

鈴鹿サーキットと言えば、日本でも有名なサーキットだ。その鈴鹿サーキットである感動する話がある。ある日の鈴鹿サーキットのゲートに、黒塗りのハイヤーがやって来た。

そして、いつものように、警備員はそのハイヤーに乗っている男性に、通行許可証の提示を求めた。すると、そのハイヤーに乗っている男たちは、忘れたというのだ。更にその男たちは、許可証は忘れてしまったが、入れて欲しいと言った。

そこは警備員。

当然のことながら、許可証がないと通すことは出来ない。その旨を伝えた所、その男は、立て続けにこう言った。我々は関係者だから通してくれ、と。

それでも頑なに通そうとしない警備員。

そこで、多少の押し問答があったが、ハイヤーに乗った男たちは、「今回は我々のミスだから帰ります。」と言い、引き返した。

後日。

その警備員の会社の所にある手紙が届いた。その手紙の内容が、

「君みたいな警備員がいて、私は誇りに思う」

なんと手紙の送り主の所には、「本田宗一郎」と書いてあった。

そう。

鈴鹿サーキットで、許可証を忘れてゲートを通ることが出来なかったのは、車メーカーで有名なホンダの創業者である本田宗一郎だったのだ。

 

 

信じるか信じないかは、あなた次第。

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